Miro(ミロ)の日本語テンプレートを使いこなそう!
Miroverseのご紹介
2022年8月25日
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Miro(ミロ)は複数名でオンライン上で共同作業ができるビジュアルワークスペースです。
世界中にも6,500万人を超えるユーザーがおり、日本でも120万人以上の方に愛用されています。
Miroには「テンプレート」という事前に用意された付箋や図形のセットがたくさん提供されています。
Miro社から提供されているものは約300種類あるため、打ち合わせやアイデア出し、開発、設計、企画など、様々なケースでの活動をより便利にしてくれます。
これらの他にも、Miroのユーザーが提供しているテンプレートをまとめたMiroverse(ミロバース)というコミュニティサイトが存在します。
Miroverseには業務ですぐに使えるものから、アイデアを膨らませてくれる楽しいテンプレートまで、1000を超えるテンプレートが提供されています。
Miroのテンプレートはこれまですべてが英語で作成・提供されていましたが、このたび、日本語でのテンプレートが公開され、利用できるようになっています。
この記事ではMiroverseの日本語テンプレートに関する下記の情報を発信させていただきます。
・Miroverseのアクセス方法
・日本語テンプレートの利用方法
・日本語テンプレートをいくつか紹介
Miroverseのアクセス方法
こちらのリンクへアクセスしてください。
Googleで「Miroverse」と検索いただいてもOKです。
まずはMiroverseを開いてみましょう!
こちらがMiroverseの画面です。
まずはMiroverseの使い方を説明させていただきます。
画面中央にあるタグの一覧を見てみましょう。
All Template(すべてのテンプレート)、Newly Added(最近追加されたもの)、Popular(人気なもの)など、様々なタグが設定されていますね。
使ってみたい、探してみたいタグをクリックすると、そのタグに関連するテンプレートが表示されます。早速やってみてください!
こちらはIcebreakers(アイスブレイク)をクリックした場合のテンプレート一覧です。下にスクロールすると面白そうなテンプレートもたくさん見つかることでしょう。
タグでテンプレートを探す以外にも、テンプレートをキーワード検索も可能です。画面の一番上の検索窓に、気になるワードを入れてみましょう。
試しに「Retrospective(ふりかえり)」と入れると、たくさんのテンプレートが出てきます。
タグと検索をうまく使い分けながら、テンプレートを探してみてくださいね!
めぼしいテンプレートが見つかったら、テンプレートの上にマウスをロールオーバーし、「Use template」をクリックするだけです。
そうすると、新しいボードが作成され、テンプレートを使えるようになります!
あとはそのまま使うか、修正して使うかは皆さんの自由に行えます。是非いろんなテンプレートを使ってみましょう。
なお、Miroverseのアクセスは、Miroから直接も可能です。
Miroのボードを開き、左メニューのテンプレート(templates)を開きましょう。
テンプレートのダイアログが開いたら、左メニューのMiroverseを選ぶだけです!
日本語テンプレートの利用方法
つぎに、Miroverseの日本語テンプレートを使ってみましょう。
日本語テンプレートはMiroversenのタグ「Japanese」を選択してください。
Japaneseを選択すると、公開されている日本語テンプレートが表示されます。
日本語テンプレートはまだまだ数が少ないですが、弊社も含めて、これから様々な人たちがテンプレートを公開していくはずです。
みなさんが会社や個人で作ったテンプレートも右下の「Submit your template」から公開もできます。皆さんも一緒にコミュニティを盛り上げていきましょう。
日本語テンプレートの紹介
ここから先は、Miroverseに公開されている日本語のテンプレートをいくつか紹介していきます。
野村総合研究所が提供しているテンプレートを紹介させていただきますので、是非ご活用ください!
・KPTふりかえり(日本語)
・Meeting ミーティング(日本語)
・感情グラフ #ふりかえりカタログ Emotion Graph
・Block Wars
・日本地図
・AIDMA
・Retrospective Check Sheet ふりかえりチェックシート
KPTふりかえり(日本語)
テンプレートはこちら
日本国内のふりかえり手法において、もっとも使われている手法であるKPT(ケプト)のテンプレートです。
自身やチームの活動を以下の順でふりかえり、カイゼンのためのアイデアを出します。
・活動を思いだす
・Keep(続けること)を話し合う
・Problem(解決したい課題)を話し合う
・Try(試すこと)を話し合う
ステップが詳細に記載されていますので、これからふりかえりを始めたい人にも、ふりかえりに慣れている人にもおすすめなテンプレートです。
詳細なステップはテンプレートを参照してください。ステップに従って、ふりかえりを進めていきましょう。
Try(試すこと)は、実行したあと、次回のふりかえりの「活動」「Keep」「Problem」に入れ、更なるカイゼンを行いましょう。
Meeting ミーティング(日本語)
テンプレートはこちら
「ミーティング」は、ミーティング(会議・打ち合わせ等)で最低限必要な事項をまとめたテンプレートです。このテンプレートには以下の情報を含まれています。
ミーティングの開催要項について
・ミーティングのタイトル
・トピック
・開催日時
・場所(会議室またはWeb会議のURL)
・目的・ゴール
・参加者
・アジェンダ
ミーティング中の議論やメモの置き場所
・メモ用の付箋
・同意・チェック・アクションのメモに活用できるスタンプ
このテンプレートをベースにすることで、みなさんの打ち合わせにカスタマイズすれば、すぐにMiroを使って打ち合わせを始められます!
感情グラフ #ふりかえりカタログ Emotion Graph
テンプレートはこちら
感情グラフは、ふりかえりの手法の1つです。
感情の振れ幅を線で表して、その時に何が起こったのかをみんなで話し合います。
付箋や線を使って、ホワイトボードとしての機能をフル活用したふりかえりができます。
Enlarged Othello Game オセロ
テンプレートはこちら
Miroではこんなこともできちゃいます。
オセロはみなさんご存じの、白色と黒色の2色を使って、陣地を取り合うゲームです。
Miroの色を変更する機能を使えば、オセロも実現できてしまいます。
チームの中で行えば盛り上がること間違いなし。意外な人が強い、ということがわかるかも。
Block Wars
テンプレートはこちら
Miroではこんなこともできちゃいます、その2です。
4色のカラフルなブロックを使って、陣地を取り合うゲームです。
ブロックを回して動かして、という簡単な動作だけで、Miroでもゲームができてしまいます。
Block Warsは2人~4人までで遊べます。こちらもアイスブレイクにおすすめです。
日本地図
テンプレートはこちら
日本地図です。説明不要ですね。
イベントなどで、誰がどこから来たのかを聞くために利用したり、ご当地マップを作ったり、と色々な場面で役立ちます。
使い方はみなさんの想像力次第で無限大です。
AIDMA
テンプレートはこちら
AIDMAはマーケティングにおけるフレームワークの一つです。
消費者の購買に至るまでの心理プロセスを Attention(注目)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の5段階に分類したものです。
AIDMAのそれぞれの段階について、顧客の状態と次の打ち手に関するブレインストーミングを行うためのテンプレートです。
マーケティング分析の際に利用してください。
Retrospective Check Sheet ふりかえりチェックシート
テンプレートはこちら
ふりかえりチェックシートは、自分たちのふりかえりを見つめなおし、ふりかえりそのものをふりかえり改善するためのチェックシートです。
チームの日々行っているふりかえりを個人個人で見直すきっかけに是非使ってみてください。
おわりに
いかがでしたでしょうか。このコラムでは、様々な日本語テンプレートを紹介しました。
どのテンプレートもも便利なものばかりですので、是非ご利用ください。
また、弊社が提供してるテンプレートは、お客様の要望が多かったものを作成させていただいています。
是非、「こういうテンプレートを使ってみたい!」というものがあれば、是非我々までご連絡いただければと思います。