(前編)Microsoft Teamsと連携で、セキュアなチャットツールMattermostがさらに便利に(メリット)

(前編)Microsoft Teamsと連携で、セキュアなチャットツールMattermostがさらに便利に(メリット)
執筆者
aslead編集部
aslead編集部

こんにちは。aslead編集部です。
最新ソフトウェア開発のトレンドから、AI・DXツールの効果的な活用法、企業のITガバナンスの強化、業務効率化やDX化を成功に導くソリューションまで、幅広い記事を提供しています。
企業が直面する課題の解決策として効率的なツールの活用方法を探求し、生産性の向上に繋がる実践的な情報をお届けすることを目指します。

Mattermost for Microsoft Teams プラグインを使用すると、Microsoft Teams を離れることなく、Mattermost アプリを介して技術チームや運用チームとシームレスにコラボレーションできるようになりました。

これにより、部署を越えたコラボレーションやプロジェクトの連携、外部のお客様との連携がスムーズに行えるようになります。また、運用コストを大幅に増やすことなく、両方のプラットフォームの良い点を活かしながら、好きなプラットフォームを使い続けることができるようになりさらに便利になります。

本記事では、MattermostとMS Teams連携によるメリットについてご紹介します。

②MattermostとTeams連携設定&連携方法はこちら)

目次

連携によるメリット

Microsoft Teamsを離れることなくMattermostを利用可能

ログアウトや別ブラウザで開く必要ありません。同じ画面でそのままMattermostに移動することができます。

■インシデント発生時の反応時間の短縮

Microsoft Teams内から直接Mattermostのアラート機能にアクセスすることで、インシデント発生時の対応時間を改善できます。Mattermostはオープンソースであり、さまざまなシステム監視およびアラートツールと統合するように広範囲にカスタマイズできます。技術チームがMattermostで独自のアラート機能を設定している場合は、アプリを使用して、システムステータスの更新など、Teams内から直接アクセスし、インシデント発生時の対応時間を短縮します。

■単一インターフェースによるワークフローの簡略化

技術チームがMattermostと緊密に統合された特定のDevOpsツール(Jenkins、Jira、GitHubなど)を使用している場合、MattermostをTeamsに埋め込むことで、これらの統合サービスに直接アクセスできます。これにより、DevOpsのユースケースに単一のインターフェイスが提供されるため、ワークフローが簡素化されます。

■Microsoft Teams内からスクリプトを素早く実行

MattermostはCLIの使用をサポートしており、これは技術チームにとって大きな利点となります。Mattermostを介してスクリプトを実行したり、コマンドを実行したりする必要がある場合は、Teams内に埋め込むことで、どちらのプラットフォームからでもこの機能を使用できます。

■カスタム機能を埋め込んで技術的なワークフローを加速

技術チームがMattermostで機能するカスタムボットとプラグインを作成した場合、それをMicrosoft Teams内に埋め込むと、誰もがこれらのユーティリティにアクセスできるようになります。これらには、インシデント管理、セキュリティ運用、レッド/ブルーチームのワークフローを合理化するためのカスタムボットが含まれる場合があります。

連携イメージ

MS TeamsでMattermostとリンクしたチャンネルにチャットを送信

MattermostのMS Teamsと連携したチャンネルにも投稿されます。MattermostとMS Teams連携チャンネルを自由に行き来することで、両方のチャンネルをストレスフリーで利用できます。

<参考資料>

https://docs.mattermost.com/about/mattermost-for-microsoft-teams.html#connect-mattermost-with-microsoft-teams

それでは早速連携してみましょう!MattermostとMicrosoft Teams連携設定はこちら

株式会社野村総合研究所はMattermostの販売代理店を行っております。

お気軽にお問合せください。