開発・セキュリティをサポートするAtlassianツール8選!

開発・セキュリティをサポートするAtlassianツール8選!
執筆者
aslead編集部
aslead編集部

こんにちは。aslead編集部です。
最新ソフトウェア開発のトレンドから、AI・DXツールの効果的な活用法、企業のITガバナンスの強化、業務効率化やDX化を成功に導くソリューションまで、幅広い記事を提供しています。
企業が直面する課題の解決策として効率的なツールの活用方法を探求し、生産性の向上に繋がる実践的な情報をお届けすることを目指します。

今回はBitbucketやAtlassian Guardといった開発・セキュリティをサポートする製品の概要を紹介します。 前回ご紹介したチーム支援・コラボレーションツールと組み合わせて利用すると単体で利用するよりも業務の効率化を促進できます。

目次

Bitbucketとは?

Gitをベースにしたコードホスティングツールで、Jiraと強力に連携できることが特徴です。
Jiraと連携することで、Jiraから新しいブランチやプルリクエストを作成したり、ブランチ、コミット、プルリクエスト等の詳細情報を参照したりできるため、開発プロセスがスムーズになり、高品質なソフトウェアを迅速に提供できます。
また、Bitbucketで利用できる統合型CI/CDツールのBitbucket Pipelines機能を使うと、コードのビルド、テスト、デプロイの自動化を行うことができます。
AI機能も有しており、プルリクエストの説明を書いたり、コメントを生成したり、コメントのトーンをすばやく変更したりすることもできます。

Sourcetreeとは?

バージョン管理システムを視覚的に操作できる無料のGUIツールです。Gitのコマンドを覚えなくてもマウス操作で簡単にGitの機能を利用でき、ブランチの切り替えやマージなど複雑な操作も直感的に行えるため、Git初心者でも安心して使うことができます。

Compassとは?

短期間で開発者エクスペリエンスを改善するツールです。
現代のソフトウェア開発は多種多様なツールや複雑なプロセスが絡み合い、開発者の負担は増えています。このツールはサービスに関するあらゆる情報を可視化し、一目で状況を把握できるようにします。APIやライブラリ、スケジュール、アクティビティなど開発者が知りたい情報をここに集約します。さらに、サービスの健全性をスコアカードやダッシュボードで表示することで開発者はサービスの状態を常に把握し、問題発生時に迅速に対応できます。

Bambooとは?

継続的インテグレーション(CI)ツールです。自動的にビルド、テスト、デプロイ作業を実行し、効率を高めて品質を向上させます。
JiraやBitbucketと親和性が高く連携することで、Jiraからビルド~テストを自動で実施できます。ビルドやテストに失敗した際にはBambooからJiraに課題を起票することで、調査依頼から改修対応までをシームレスに管理することが可能です。

Fisheyeとは?

Webブラウザを介してリポジトリに登録されているソースコードを確認して、変更をリアルタイムに監視することができます。Jiraと連携することで課題やコミット間の関連性を素早く把握できます。更にCrucibleを統合することでソースコードのレビューも行うことが可能になります。

Crucibleとは?

ソースコードレビューをサポートするツールで、バグの発見、コードの品質を改善することができるFisheyeのアドオンです。
レビュアーがソースコードに対してコメントを書き込むことができます。
JiraとFisheyeが連携していれば、ソースコードに書き込んだコメントを課題としてチケット化してCrucible上で状況を可視化することが可能です。

Atlassian Guardとは?

セキュリティポリシー、IPプロバイダー連携、シャドーITの検知等を利用してAtlassian Cloud全体でのセキュリティを強化します。
ユーザ管理とセキュリティを強化するこのサービスでは、IDプロバイダー統合や独自の2要素認証を利用してログイン認証を強化します。
なお、上位プランでは不審なユーザアクティビティを検出してアラートを上げることでセキュリティインシデントに素早く対応ができる仕組みも備えております。

Crowdとは?

複数のID情報を一元管理できるツールです。数多くのアプリケーションを利用するためのパスワードをきちんと覚えておくのは大変ですが、Atlassian Crowdを利用することでSSOが実現でき、ユーザの利便性向上とセキュリティ強化に貢献します。

おわりに

今回ご紹介したツールをご利用いただくことで、業務効率化やセキュリティの強化を実現できます。

ご紹介した製品の多くは無料でトライアル可能ですので、少しでも興味のある製品があればトライアルを実施してみてはいかがでしょうか。ツールに関する疑問や相談がありましたらこちらからお問合せください。