【2026年最新】VS CodeでGitHub Copilotを使い倒す!導入手順から応用テクニックまで

- 執筆者
-
aslead編集部こんにちは。aslead編集部です。
最新ソフトウェア開発のトレンドから、AI・DXツールの効果的な活用法、企業のITガバナンスの強化、業務効率化やDX化を成功に導くソリューションまで、幅広い記事を提供しています。
企業が直面する課題の解決策として効率的なツールの活用方法を探求し、生産性の向上に繋がる実践的な情報をお届けすることを目指します。
GitHub Copilot VS Codeの使い方を正しく理解し、日々の開発に活かしたいと考えているエンジニアや企業担当者も多いのではないでしょうか。
GitHub Copilotは、VS Code上でコード補完や実装支援を行い、開発スピードと品質を同時に高められるAIツールです。
一方で、導入手順や基本操作を誤ると、思ったように使いこなせなかったり、業務効率化につながらなかったりするケースも少なくありません。
この記事では、VS CodeでGitHub Copilotを使いこなすための導入手順、業務で役立つ使い方、実務で使える応用テクニックまで分かりやすく解説します。
VS Codeのクイックスタートガイド

まずは、VS Code上でGitHub Copilotを利用するためのセットアップ手順を紹介します。
Copilotは拡張機能として動作するため、インストールとアカウント連携が完了すれば、すぐにコード補完や提案が表示されるようになります。
拡張機能のインストール
VS CodeでCopilotを使うには、GitHub公式の拡張機能をインストールしましょう。
【インストール手順】
① VS Codeを開き、左側のサイドバーから「拡張機能」のアイコンをクリックする
② 検索ボックスに「GitHub Copilot」と入力し、発行元がGitHubの公式拡張機能を選択する
③ 「インストール」をクリックし、拡張機能を追加する
類似した名前の拡張機能が複数表示されますが、発行元がGitHubのものを選ぶのがポイントです。
また、インストール後に反映されない場合は、VS Codeを再起動すると有効化されることがあります。
GitHubアカウント連携
インストールが完了すると、VS Codeの画面右下に「GitHubにサインイン」という通知が表示されます。
GitHub Copilotのサブスクリプションを契約しているアカウントでログインしましょう。
ログインが完了すると、エディタ上でコード補完が自動的に提案されるようになります。
ただし、GitHub Enterpriseの場合は、組織アカウントの管理画面でCopilotの利用が許可されていないと認証できません。
企業利用では、契約しているのに使えないというトラブルが起きやすいため、事前に管理者側の設定状況を確認しておくとスムーズです。
また、何度も認証手続きを求められる場合は、VS Codeの「Accounts」メニューから一度ログアウトし、VS Codeを再起動してから再度ログインを試すと解決するケースが多いです。
あわせて、ブラウザ側でGitHubにログイン済みか、複数アカウントを切り替えていないかも確認しておくとよいでしょう。
VS Codeの基本の使い方3選

GitHub Copilotの拡張機能を導入したら、次に基本機能の使い方を押さえましょう。
ここでは、「補完(オートコンプリート)」「チャット(Copilot Chat)」「テスト生成」の3つについて、実務での使い方を具体例とともに紹介します。
オートコンプリート
GitHub Copilotの代表的な機能が、入力中のコードを予測して提案してくれるオートコンプリートです。
実装の途中で次の処理を補ってくれるだけでなく、関数の雛形、条件分岐、例外処理、ログ出力などもまとめて提案してくれるため、手を動かすスピードが大きく上がります。
【基本的な使い方】
① VS Code上でコードを書き進めると、続きの候補が薄いグレーの文字で表示される
② Tabキーを押すと、提案された内容がすべて入力される
提案のすべてではなく、次の1単語や1行だけを取り込むことも可能です。
また、提案が意図と違う場合は無理に採用せず、そのまま入力を続ければ別の候補が出ることもあります。
さらに、コメントで「// ユーザー一覧を取得するAPIを作る」のように設計意図を先に書くと、その下に適切なコードを生成してくれます。
Copilotは何をしたいかが明確なほど精度が上がるため、設計意図を言語化して伝えることで、コーディングの精度と一貫性を高められるでしょう。
Copilot Chat
オートコンプリートだけでは設計意図が伝わり切らない場合や、既存のコードに対して修正や追加を依頼したい場合に活用できるのがCopilot Chatです。
Copilot Chatを使えば、エディタ上でコードの修正依頼や解説、改善提案などを対話形式で指示できます。
「このコードの意味を説明して」「リファクタリングして」「エラーの原因を推測して」といった依頼だけでなく、「この処理のボトルネックを教えて」「例外処理を追加して」「命名を分かりやすくして」など、レビューに近い用途でも活躍するでしょう。
特に保守フェーズでは、既存コードの意図を短時間で把握できるため、調査工数の削減につながります。
【VS Code内でのCopilot Chatの使い方】
① サイドバーの吹き出しアイコンをクリックし、チャットパネルを開く
② 修正したいファイルや範囲を開いた状態で、「このファイルの処理内容を要約して」「この関数をリファクタリングして」など、やりたいことを自然言語で入力する
Copilot Chatの会話履歴はVS Code内に保存されており、履歴画面から過去のセッションを開いて、続きの指示を出すことも可能です。
テスト生成
Copilotはユニットテストの作成機能も優れており、複雑なロジックのテストコードを短時間で生成できます。
テスト観点の洗い出しが難しいケースや、既存コードの保守でテストが不足している場合にも効果的に活用できるでしょう。
【基本的な使い方】
① テストを作成したい関数や処理範囲を選択し、インラインチャットまたはチャットパネルで「/tests」と入力して実行する
② 生成されたテスト内容を確認し、必要に応じて編集したうえでエディタの提案を受け入れ、プロジェクトのテストコードとして保存する
Copilotはテストコードを作れますが、必ずしもそのプロジェクトに最適な観点を網羅できるとは限りません。
例えば、境界値、異常系、外部API失敗時、権限エラーなどは抜けやすいため、生成結果をそのまま採用せず、人間のレビューで補う前提で扱うことが重要です。
また、テストが通ることだけを目的にすると品質が下がるため、何を保証したいテストなのかを確認しながら調整すると、実務で使えるテストに仕上がります。
VS Code × GitHub Copilotで生産性を倍増させる「プロンプト」のコツ

GitHub Copilotで生成されるコードの精度を高めるには、AIに渡す情報を整理しておくことが大切です。
特にVS Codeでは、開いているファイルや選択範囲、コメントの書き方によって、Copilotが参照する文脈(Context)が変わります。
続いては、AIに正しい情報を伝えるためのエディタ整理術と、実際の開発現場で使われているAIとの対話パターンについて解説します。
具体的な文脈(Context)をAIに伝えるためのエディタ整理術
Copilotは非常に優れたAIツールであるものの、万能ではありません。
プロンプトに必要な情報が不足していると、的外れな提案を出力してしまうケースもあります。
精度の高い回答を得るためには、どのファイルを開くか、どのコードを選択するか、コメントに何を書くかといったエディタ上の整理が重要です。
具体的には、以下のようなポイントを意識すると、AIに情報が伝わりやすくなるでしょう。
- 関連するファイルを隣のタブで開いておく
- 修正したい範囲を選択してから指示を出す
- コメントで具体的な制約や背景を明確に記述する
Copilotは、VS Code上で開いている別ファイルやコードの選択状態も文脈として読み取ってくれます。
そのため、エディタ上の情報を整理し、AIの視界に入れてあげるだけで、特別なプロンプトを入力しなくても、回答の精度を高めることができます。
NRIのエンジニアが実践している「AIとの対話」パターン
数多くの開発現場へのツール導入をサポートしてきた株式会社野村総合研究所(NRI)のエンジニアは、GitHub Copilotを効果的に活用するために、段階的に詳細な情報を追加していく対話アプローチを推奨しています。
最初は最小限の指示を出し、その結果を見ながら追加の要件を伝えていく方法です。
例えば、最初は「ユーザー一覧APIを作って」と指示し、出力を見たうえで「ページネーションを追加して」「権限チェックを入れて」「既存のレスポンス形式に合わせて」と段階的に修正指示を出していきます。
この手順にすると、認識のズレを早期に発見できるだけでなく、過剰な改変や不要な実装を防ぐことも可能です。
結果として手戻りが減り、VS Code上での実装スピードと品質を両立しやすくなるでしょう。
VS Codeで使えるGitHub Copilotのショートカットキー一覧

GitHub Copilotを導入し、生産性をしっかり向上させるためには、VS Codeで使えるショートカットキーを覚えておくことをおすすめします。
ショートカットを活用するとマウス操作が減り、提案の採用・却下・候補の切り替えをテンポよく行えるため、コーディングの体感速度が大きく変わります。
以下は、VS Codeでよく使うCopilot関連のショートカットキーです。
| ショートカットキー (Mac) |
ショートカットキー (Windows) | 機能 |
| Tab | Tab | 提案をすべて受け入れる |
| Esc | Esc | 提案を却下する |
| Cmd + → | Ctrl + → | 提案を1単語ずつ受け入れる |
| Option + ] | Alt + ] | 次の提案候補を表示する |
| Option + [ | Alt + [ | 前の提案候補を表示する |
| Cmd + I | Ctrl + I | インラインチャットを起動する |
| Cmd + Ctrl + I | Ctrl + Alt + I | チャットパネルを起動・移動する |
| Ctrl + Enter | Ctrl + Enter | 別ウィンドウで提案一覧を開く |
Copilotの提案は常に正しいとは限りません。
ショートカットキーで素早く操作できるようにしておくと、採用する・捨てるの判断を短いサイクルで回せるため、効率化しやすくなります。
VS CodeでGitHub Copilotを最高のアシスタントに変える!

GitHub Copilotは、VS Code上で拡張機能として利用することで、コード補完やチャット支援を通じて日々の開発を強力にサポートしてくれるAIツールです。
実装スピードを高められるだけでなく、既存コードの理解やリファクタリング、テスト作成など幅広い業務に活用できます。
一方で、Copilotの精度は「どのファイルを開いているか」「どの範囲を選択しているか」「コメントで何を伝えているか」といった文脈(Context)によって大きく変わります。
そのため、オートコンプリートやCopilot Chatを効果的に使うには、エディタ上の情報整理と、段階的に指示を出す対話パターンを身につけることが重要です。
数多くの開発現場におけるツールの導入をサポートしてきたasleadでは、開発現場への導入支援で得た知見をもとに、Copilotの活用定着から運用ルール・ガバナンス整備までをトータルでサポートしています。
「導入したCopilotを業務効率化に最大限活かしたい」「AI導入に伴う運用ルールやガバナンスの整備に課題を感じている」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。






