リアルに近いWEB会議を体験レポート!~ビデオ会議デバイスNeat Board~
- 執筆者
-
aslead編集部
こんにちは。aslead編集部です。
最新ソフトウェア開発のトレンドから、AI・DXツールの効果的な活用法、企業のITガバナンスの強化、業務効率化やDX化を成功に導くソリューションまで、幅広い記事を提供しています。
企業が直面する課題の解決策として効率的なツールの活用方法を探求し、生産性の向上に繋がる実践的な情報をお届けすることを目指します。
こんにちは!
NRI(野村総合研究所)/aslead編集部です。
日々、多くの方がWEB会議を利用されていると思います。もちろん弊社、NRIも社内外共にWEB会議を活用しており、今ではWEB会議は業務になくてはならない存在になっています。
そんな中、「WEB会議の概念が変わるものに出会った!」と興奮気味な弊社Mさんから誘いを受け、ビデオ会議デバイスであるNeat社のショールームに足を運んできましたので、徹底レポートします!
そもそもビデオ会議デバイスとは?
ビデオ会議デバイスとは、オンライン会議を行うためのカメラ、マイク、スピーカーなどのハードウェアとソフトウェアを統合したデバイスです。WEB会議が世界的に広まる中、会議の進行を支援するツールとしてニーズが拡大しています。そんな中、今回、体験するNeat社製品は、シンプルで簡単なビデオ会議デバイスとして世界の多くの企業に導入されているとのこと。
正直、普段から会議室に設置されたモニターにZoom等をつなげてWEB会議に参加しているので、「会社のモニターと何が違うのか?」とショールームに行くまでは半信半疑でしたが、結論から言うと・・・まさに全く違うのものでした!
北欧発ならではのスタイリッシュなデザイン!
早速会議室に入るとNeat社製品がずらり。北欧ノルウェー生まれのシンプルでスタイリッシュなビデオ会議デバイスブランド、というだけあって、さすがにデザインがおしゃれです。これならどんなオフィスに置いていても雰囲気を壊すことないですし、来客への印象も上がりそうです。
まずはNeat Boardを使った会議を体験します!
<Neat Boardとは?> ZoomやMicrosoft Teamsなど、主要なビデオ会議プラットフォームと互換性があり、設定さえすれば簡単にWEB会議が始められる。高品質なカメラ、マイク、スピーカーが一体化されたオールインワンデバイスで、タッチスクリーンを備えた直感的な操作が可能。
参加者全員にズームイン! まるでリアル会議室!
早速、Neat Boardを使用したデモWEB会議を体験です。説明を聞いていたら、突然、私の顔がモニターに!しっかり油断してました。通常のWEB会議だと発言者だけをズームインする機能はありますが、これは初めてです。”ニート・シンメトリー”というNeatの特許技術で、参加者一人一人に自動的にズームインできるそう。会議の発表者って、「みんな聞いてるかな」「何か不満ないかな」と参加者の反応が気になり、通常のWEB会議だと会議室の参加者の表情が見えずに不安になってしまいますよね。このズームイン機能があれば、参加者の表情が見えるので臨場感があり、よりリアルな会議に参加している雰囲気になりますね。
部屋隅々までクリアに声を拾う!
次はWEB会議で最も重要な音をチェックするために隣の部屋に移動します。10名席のテーブルでマイクが内蔵されたNeat Boardの反対側の席に座っているIさんに普通の声で話してもらいました。お~!しっかりクリアに聞こえます!マイクから遠いのに、これはすごいです。通常のモニターでは3.5メートル位しか音を拾わないらしいのですが、Neat Bar Proは10メートルまで音を拾うため、どんな席に座った人の声もしっかりクリアに聞こえるとのこと。モニターから離れた席の場合、大きな声を出す必要がありましたが、Neatなら普通の大きさで話せるので、より自然な会議に参加している感じがしますね。
タイプ音、紙をめくる音、邪魔なノイズは…?
部屋の隅々まで声を拾えるとなると気になるのが、バックグラウンドのノイズまで拾うのか? 早速試してみましょう。隣の部屋でIさんにキーボードを強めにたたきながら、話していただきます。うっすら何かの音は聞こえますが、Iさんの声がクリアに聞こえるので気になりません。次に机をたたきながら話してもらいましょう。これは全く机の音は聞こえません! 一般的に周辺の音を拾わない機能はありますが、キーボードのカチカチという大きな音、ぺらぺらと紙をめくる音など、スピーカーON者のノイズは拾ってしまうんですよね。これ結構地味に気になるのですが、Neat Boardだとこれらのノイズが低減されるのでWEB会議のストレスが減少しますね。
どこでも会議OK!でも通行人の音は拾わない
一般的なWEB会議モニターや会議室や役員室に固定で設置されていることが多いですが、Neat Boardは可動式なので、場所を選ばず会議ができるのいいですね。会議室が足りない、という企業にもメリットがあると思います。一方で、オープンスペースや廊下がうるさいから、隅々まで声を拾われるの困るな~と思われる方もいらっしゃると思います。早速質問した所、そういうニーズに合わせて、音を拾う広さを範囲指定機能があるそう。この音の範囲設定があれば、オープンスペースなどで会議する人にも安心ですね。
二人同時に話せる!
次に同時会話を試します。リアルな会議と比較してWEB会議で一番難しいのが、同時に発言できないことですよね。発言がかぶると声が聞こえなくなることよくあり、WEB会議で話すタイミングにすごく気を使います。でもNeatは違いました。モニター先のIさんが話している時に、同時に話してみてと言われて発言してみたのですが、Iさんの声も私の声もしっかり聞こえます! これはかなり衝撃です。同時に発言しても音切れせず、両方の音が聞こえるので、まさにリアルな会議のようにディスカッションできます!
もう横顔だけとは言わせない!目線が合うWEB会議
参加者にズームもできるし、同時会話もできる。でももっとリアルな会議体験を!ということで、次に試したのがNeat Centerという、机の真ん中に設置するだけのスタンド型のカメラです。参加者が、内側を向くと自動的にフォーカスしてズームイン。これであれば、目線の合う会議ができますね。一般的に話す人がプレゼン投影を見ていたら、カメラには横顔が写ってしまうのですが、このNeat Centerなら、会議室の参加者がどこを見ていても、参加者の顔をはっきり映し目線が合うことができるので、まるで会議室にいるかのような一体感を感じることができますね。
WEB会議をしながら、Miroも使用!
弊社NRIが販売代理店であるオンラインホワイトボード”Miro”にもつなげることができるとのことなので、早速試していただきました。1つの画面ではWEB会議を、同時にもう一つの画面にMiroを映し、Neat Board上でタッチパネルとしてMiroに書き込みができます! これなら、会議室の参加者を見ながら、かつMiroを使用してWEB会議ができますね。PC操作で目線が下向きになってしまいがちな課題もこれで解消です。オンラインホワイトボードツールはたくさんありますが、会議中にしか使用できないものだと、事前の準備や資料の結合、後からの議事録などが非常に大変ですが、全ての情報を一元化できるMiroなら業務効率が上がります。さらに、Neat BoardでMiroをWEB会議のプレゼン中でも使用できるのであれば、より便利になりますね!
あとがき
リアルに近いWEB会議を体験!
正直、ショールームを訪れる前は半信半疑でしたが、今までのWEB会議モニターと全く違いました! 普段、何気なくWEB会議を利用していますが、Neat Boardを体験してみて、実はWEB会議に細かいストレスを感じていたことにあらためて気づきました。取引先やお客様との接点のオンライン化が進む中、ビデオ会議の品質担保は企業イメージに非常に重要ですので、ぜひNRI社内でも導入が進むことを期待します!
東京、大阪、名古屋にショールームがあるそうですので、ご興味のある方はぜひ体験してみてください!
今後もNRI/asleadは、多くの企業様の生産性向上に役立つ情報を発信してまいります。