チーム支援・コラボレーションをサポートするAtlassianツール8選!

チーム支援・コラボレーションをサポートするAtlassianツール8選!
執筆者
aslead編集部
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こんにちは。aslead編集部です。
最新ソフトウェア開発のトレンドから、AI・DXツールの効果的な活用法、企業のITガバナンスの強化、業務効率化やDX化を成功に導くソリューションまで、幅広い記事を提供しています。
企業が直面する課題の解決策として効率的なツールの活用方法を探求し、生産性の向上に繋がる実践的な情報をお届けすることを目指します。

Atlassian製品の中で「Jira」、「Confluence」以外にどのような製品があるかご存じでしょうか?

実は、Atlassianでは15を超える製品を提供しており、様々なニーズに応えられるようにしています。昨今話題のAI機能もCloud版(Premiumプラン以上)の一部の製品で無料利用できます。

全2回構成で製品の概要紹介をいたします。

目次

Jiraとは?

ビジネスからシステム開発まで、あらゆるプロジェクトを管理できるツールです。AI機能により、プロジェクト 管理を効率化します。
「Jira」は、もともとエンジニア向けの「Jira Software」と非エンジニア向けの「Jira Work Management」を提供していました。
「Jira Software」では、アジャイル、ウォーターフォールの開発手法をサポートする機能が提供されており、「Jira Work Management」では、マーケティング、営業、人事などあらゆるビジネスをサポートする機能が提供されていました。
それら2つの製品を統合して「Jira」という1つの製品になり、開発チームとビジネスチームで協力して作業できる環境を実現しました。
また、昨今話題のAI(Atlassian Intelligence) 機能が利用可能で、次の行動を提案や、作業の背景を要約など業務効率化に役立ちます。
「Jira」には様々なテンプレートが用意されているため、開発チーム・ビジネスチームで方針が決まれば、すぐにプロジェクトを作成・利用できます。

Confluenceとは?

ナレッジの蓄積・有効活用を可能にするWikiツールです。Confluenceを唯一の情報源にすることで真価を発揮します。
「Confluence」では、プロジェクトまたはチームごとにスペースを用意して、ナレッジを蓄積・共有することができ、ナレッジの公開範囲は柔軟に制御可能です。
蓄積・共有されたナレッジをもとにアイデア出しをサポートする機能もあり、新たな知識の創出に役立ちます。
また、「Jira」同様にAI(Atlassian Intelligence)機能も利用可能で、ナレッジ作成サポートや、ナレッジを要約など、ナレッジの蓄積、活用に役立ちます。
ナレッジを「Confluence」の中に集約することで、サイロ化を解消しナレッジをチーム全体で有効活用することが可能です。

Jira Service Managementとは?

IT・ビジネスを支える、サービスマネジメントツールです。 AI技術で進化したサービスマネジメントツールを使うことで、サービスマネジメント業務を強力に支援します。
リクエスト管理、インシデント管理、構成管理などITIL(Information Technology Infrastructure Library)に準拠したインシデント管理で利用することはもちろん、営業問い合わせ、マーケティングリクエスト収集などビジネス観点での利用が可能です。
「Jira」同様にAI(Atlassian Intelligence)機能があり、問合せ内容を要約し課題解決をサポートしたり、返信文を自動生成したりすることが出来ます。
「Jira Service Management」には様々なテンプレートが用意されているため、IT・ビジネスチームで方針が決まればすぐに利用できます。

Jira Alignとは?

エンタープライズ向けの企業・組織戦略アジャイルツールです。組織全体のアジャイル化をサポートします。
「Jira Align」は、企業戦略を組織全体の動きに落とし込み、戦略と実行を可視化することが可能です。
企業の戦略からすべての作業を可視化することで、異なるチームや部門で共通の目標に向かって協力することが可能になります。
また、投資対支出など企業の状況を分析し、戦略が適切なのかどうかを判断することで最適化することが可能です。

Jira Product Discoveryとは?

アイデアを収集、整理しビジネス・技術チームで足並みを揃えるためのツールです。

アイデアを1か所に集め、評価することで何を優先的に提供するのかを明確にし、ビジネス・技術チーム間で連携を強化することが可能です。

「Jira Product Discovery」は技術的な知識がなくても利用することが出来るため、ビジネス・技術チーム双方でお客様のインサイトと製品アイデアを整理し、お客様が求めている製品等の開発に向けて足並みをそろえることが可能です。

Statuspageとは?

リアルタイムでシステムの稼働状況をユーザーに 表示・連絡できるインシデントコミュニケーションツールです。

システムのステータスをリアルタイムでWebページ上に表示し、訪問者はWebページにアクセスするだけで状況を確認することが出来ます。

通知の受信を希望するユーザーには、メールやSMSなどで通知が届くよう設定することで、システムの障害やメンテナンスの情報を常に受け取ることができます。

トラブルシューティングの効率化やユーザーサポートの向上にも役立つツールです。

Opsgenieとは?

システムやサービスのアラートを適切なタイミングで、適切な人へ通知するツールです。

200以上のアプリケーション(Zendesk、Zabbix、Jenkins、Service Now等)と連携することができるため多くのプロジェクトで利用が可能です。通知の手段としてメール、SMS、音声通話などの通知方法が選択できるため、重要度や緊急度に応じて最適な通知手段を選択することができます。さらに、スケジューリング機能も備わっており、特定の時間帯や担当者に対してアラートを通知する設定ができるため、常に適切な人物にアラートが届き、迅速かつ確実な対応が可能になります。

Trelloとは?

エンジニアじゃなくてもサクサク直感的に使えるタスク管理ツールです。付箋を使うイメージで利用することが可能、かつアナログな付箋ではできない、デジタルならでは利用が可能です。

例えば、画像やファイルの添付、期限の設定、「Google Drive」、「Slack」など他ツールとの統合などです。

直感的に利用できるため学習コストが低く、すぐに導入、すぐに利用が可能です。

おわりに

今回ご紹介したツールが持つそれぞれの特徴や機能を通じて、業務効率化を実現します。

第二回目ではBitbucketやAtlassian Guardといった開発・セキュリティをサポートするツールをご紹介します。

Atlassian製品(一部を除く)は基本的に無料でお試し利用が可能です。

少しでも興味があるツールがあれば一度利用してみるのもよいかと思います。

気になるツール、ご相談がありましたらこちらからお問合せください。