「能登半島地震復興支援ローコードハッカソン」に参加してきました

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aslead編集部
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目次

はじめに

シーメンス社による「能登半島地震復興支援ローコードハッカソン」が、2024年に発生した石川県能登半島の大震災からの復興支援をテーマに開催されました。このイベントにはNRIから2名の社員が参加し、新しい技術とアイディアで地域社会の再生に貢献する機会となりました。

アイディアソンとハッカソンの概要

5月22日(月)、オンラインで開催されたアイディアソンでは、参加者が複数のチームに分かれ、各チームが復興支援をテーマにしたアプリケーションのアイディアを出し合いました。この段階で生まれたアイディアを基に、参加者たちはMendixを使用して実際のアプリケーションを開発するプロジェクトに取り組みました。

7月5日(金)には、石川県金沢市の会場およびオンラインでハッカソンが開催され、開発されたアプリケーションのプレゼンテーションと審査が行われました。このイベントでは、最終的な順位発表も行われ、優勝したのは「マクニカ&オレンジリーフ」チームでした。彼らのアプリは、デザインと機能性の両方において他を圧倒し、20人日以上の工数を投じて開発されたものでした。

NRI社員が参加したプロジェクト

NRI社員が参加したチームのプロジェクトは「Safe Eats」というアプリでした。このアプリは、ヴィーガン・ベジタリアン、ハラル、アレルギー由来の食事制限を持つ人々が被災地で必要な食事を見つける手助けをするものです。アイディアの背景には、チームメンバーの一人がヴィーガン食を取り入れることで体調を改善した実体験がありました。このユニークな視点から生まれたアイディアは、審査員からも「尖ったアイディアで目を引くものがあった」と高く評価されました。

Mendixで実装された、Safe Eatsの店舗検索画面

ハッカソンを通じた学びと貢献

今回のハッカソン参加を通じて、私たちはローコードツール「Mendix」を用いたアプリケーション開発の可能性を改めて実感しました。また、チームワークと創造的な問題解決能力の重要性を再認識しました。NRIは、今後もこのようなイベントを通じて地域社会に貢献し、最新技術を活用したソリューションの提供に努めてまいります。

シーメンス社が提供するMendixを活用したハッカソンは、参加者にとって貴重な学びの場であり、実際の課題解決に向けた有効な手段を提供しています。今後もNRIはMendixの販売代理店として、こうしたイノベーティブな取り組みを支援してまいります。

今回のハッカソンは、技術と創造性が交錯する場であり、参加者全員にとって意義深い経験となりました。NRIは、引き続きシーメンス社と協力し、社会的価値のあるソリューションを提供していくことを目指します。

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