【2024年最新版】DXツールのおすすめ10選!選び方や導入の流れも解説
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aslead編集部
こんにちは。aslead編集部です。
最新ソフトウェア開発のトレンドから、AI・DXツールの効果的な活用法、企業のITガバナンスの強化、業務効率化やDX化を成功に導くソリューションまで、幅広い記事を提供しています。
企業が直面する課題の解決策として効率的なツールの活用方法を探求し、生産性の向上に繋がる実践的な情報をお届けすることを目指します。
DX(デジタルトランスフォーメーション)は、業務の効率化や競争力の強化に欠かせない要素となっており、多くの企業が導入を検討しています。
DXを実現するためのツールも数多く存在するため、どれを選べば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2024年最新版のDXツールを厳選して紹介します。DXツールの選び方や導入の流れも解説するので、ぜひ参考にしてください。
DXツールとは?
DXツールとは、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために活用するソフトウェアやプラットフォームの総称です。
具体的には、以下のような機能を備えています。
- 業務プロセスの自動化
- データの一元管理
- チーム間のスムーズなコミュニケーション
- 分析ツールによるデータ活用 など
DXツールを導入することで、企業は生産性向上やコスト削減に加えて、従業員の離職率低下や顧客満足度の向上も期待できるでしょう。
また、DXの実現は、企業の市場競争力を強化し、持続的な成長を可能にします。
経済産業省が2018年に公表した「DXレポート」では、企業がDXを推進しない場合の経済損失を年間12兆円(現在の3倍)と予測し、このことを「2025年の崖」と表現して警告しています。
2025年の崖を乗り越えて持続可能な経営を実現するために、2024年現在、企業にとってDXは避けては通れない課題となっているのです。
DXツールを選ぶ7つのポイント
続いては、DXツールを選定する際に押さえておきたいポイントを7つ紹介します。
自社の課題や目的に合うもの
DXツールを選ぶ際は、自社の課題や目標に合ったものを選ぶことを最優先しましょう。
業務効率化が課題であれば「タスク管理ツール」や「自動化ツール」、チーム内のコミュニケーション強化を目的とするなら「コラボレーションツール」が効果的です。
また、DXツールは長期に渡って使用することが想定されます。
自社のニーズに合わせて柔軟なカスタマイズができるかどうか、拡張性も確認しましょう。
現場ですぐに使えるもの
DXツールは、導入後にすぐに現場で活用できるかも重要なポイントです。
ツールの使い方が複雑であれば、せっかく導入しても現場での利用が進まず、結果的にDX推進が滞る原因になります。
ツールを選ぶときは、現場での使いやすさや直感的な操作性を確認しましょう。
従業員のITスキルや業務スタイルに合ったツールを選ぶことで、DXツールの効果を最大化できます。
既存システムと連携できるもの
業務の自動化・効率化を目的として導入するDXツールは、既存のシステムやソフトウェアと連携できることが必須です。
連携が不十分だと、かえって業務フローが混乱し、作業が煩雑化するリスクがあります。
DXツールを選定する際は、外部ツールやシステムとの互換性や連携機能について、必ず確認しましょう。
複数人でコラボレーションできるもの
テレワークが一般化している昨今、DXを推進するには、チームメンバー間のコミュニケーションを円滑にすることが不可欠と言えます。
特に「プロジェクト管理ツール」や「ドキュメント管理ツール」は、複数人でコラボレーションできるものを選ぶと、遠隔地にいるメンバーともリアルタイムの情報共有が可能となり、業務効率化につながります。
顧客満足度を高められるもの
DXツールは社内の効率化にとどまらず、顧客満足度の向上にも寄与します。
例えば、「マーケティングの自動化」や「AIによる問い合わせ対応の自動化」ができるツールを導入すれば、顧客のニーズに合った質の高いサービスの提供が可能となるでしょう。
顧客満足度が高まれば、企業の競争力が強化され、業界内での優位性を確立できるため、持続可能な経営につながります。
費用対効果が見込めるもの
DXツールの導入にはコストがかかるため、費用対効果をしっかりと見極めることが重要です。
導入費用だけではなく、ライセンス費用や保守費用など、運用コストも含め、トータルで比較しましょう。
安価なツールが必ずしも最適な選択とは言えません。
高い費用対効果を得るためには、長期的な視点で捉え、コスト削減や業務効率化、生産性向上につながるかどうかを判断することが大切です。
導入サポートを受けられるもの
初めてDXツールを導入する企業にとって、サポート体制は非常に重要です。
DXツールの導入には、専門的な知識やスキルが必要なケースもあります。
不明点やトラブルが発生した際に迅速なサポートを受けられるかどうかが、企業のDX推進を左右するでしょう。
2024年最新版!おすすめのDXツール10選
ここからは、2024年最新版のDXツールを厳選し、特におすすめのツールを紹介します。
企業の課題やニーズに合わせて最適なツールを選ぶ際の参考にしてください。
プロジェクト管理ツール
プロジェクト管理ツールは、複数のタスクを効率良く進めるために役立つツールです。
進捗状況の可視化、タスクの管理、チームメンバー間のコラボレーション強化などに利用されます。
株式会社野村総合研究所(NRI)のasleadが提供する「Jira」は、特に開発チーム向けのプロジェクト管理におすすめしたいDXツールです。
ロードマップ機能を備えており、複数チームが関わる大規模なプロジェクトでも全体の進行状況を把握しやすく、計画の遅れを防ぎます。
カスタマイズ性にも優れていて、自社に合わせた活用ができるのも魅力です。
開発現場のみならず、あらゆるビジネス現場でのプロジェクト管理に活用できるでしょう。
ビジネスチャットツール
ビジネスチャットツールは、企業内のコミュニケーションを迅速化し、テレワークやリモートワークの促進に役立つツールです。
離れた場所にいるメンバーともスムーズな情報共有を実現するため、ビジネス効率を高めます。
asleadが提供する「Mattermost」は、セキュリティ対策を重視したい企業におすすめのビジネスチャットツールです。
国家の安全保障や重要なインフラを取り扱う企業向けに設計されたツールなので、セキュリティの面で非常に優れています。
さらに、柔軟なカスタマイズが可能で、企業の業務に合わせた使い方ができる点も強みです。
ドキュメント管理ツール
DXの推進には、資料や文書のペーパーレス化が必要不可欠と言えます。
DXツールとしては、資料の一元管理やファイル共有を可能とするドキュメント管理ツールの導入がおすすめです。
asleadでは、社内Wikiとして情報の蓄積やナレッジ共有に最適な「Confluence」を提供しています。
簡単な操作でドキュメント作成ができ、検索機能やマクロを活用することで必要な情報にすぐアクセスできます。
プロジェクトに関するすべての情報を蓄積・活用・共有できるため、チーム全体で情報の可視化と共有が進み、意思決定のスピードが向上するでしょう。
オンラインホワイトボード
オンラインホワイトボードは、Web会議やリモートワークでのリアルタイムな議論をサポートするツールです。
DX推進の一環として、オンラインホワイトボードの導入は大きな効果を発揮します。
なかでも、asleadが提供する「Miro」は、世界中の企業で7,000万人以上のユーザーに利用されている実績があります。
直感的な操作で誰でも簡単に使うことができ、複数人でのコラボレーションも可能なため、アイデア出しやプロジェクトの視覚的な整理に適しているでしょう。
高度なセキュリティ機能を備えており、チーム間のコミュニケーションを安全に進められる点も魅力です。
DevOpsツール
開発現場のDX推進に欠かせないのが、DevOpsツールです。
DevOpsとは、開発(Development)と運用(Operations)を連携させ、効率的にソフトウェアを開発・運用する手法を指します。開発と運用の両チームが協力することで、生産性を最大化し、市場競争力を高めることを目的とする概念です。
DevOpsツールを導入することで、業務の自動化やプロジェクト管理がスムーズになり、迅速なリリースや品質向上が期待できるでしょう。
※ここに「DevOps ツール」の記事を挿入してください※
ここでは、DevOpsの実現に役立つ5つのツールを紹介します。
GitLab
「GitLab」は、ソースコード管理からCI/CD(継続的インテグレーション・デリバリー)までを網羅する統合プラットフォームです。
クラウド環境やオンプレミスに対応しており、セキュリティや管理機能も充実しています。DevOpsを本格的に取り組みたい企業にとって強力なツールです。
Cody
「Cody」は、AIを活用したコーディングアシスタントツールです。
コードの自動補完や文脈に基づいた提案機能を備えており、コーディング作業の効率を大幅に向上させます。
コーディングにかかる作業時間を短縮し、人的ミスを抑制することで、より高品質な開発を実現します。
ATgo
「ATgo」は、次世代のWebシステムテスト自動化ソリューションです。
テストプロセスを高度に自動化することで、開発品質の向上とコスト削減を同時に実現できます。
Eggplant
「Eggplant」は、AIを駆使したテスト自動化ツールで、テストの全プロセスを自律的に行うことができます。
より正確で迅速なテストを可能にし、製品の品質向上と早期のリリースをサポートします。
Autify
「Autify」は、ノーコードでの自動テストを実現するプラットフォームです。
開発サイクルの効率化と品質向上を実現します。
専門知識がなくても簡単に導入できるため、テスト自動化のハードルが大幅に下がるのもメリットです。
ローコード開発ツール
ローコード開発ツールは、プログラミングの専門知識がなくてもアプリケーションを開発できるDXツールです。
スピーディーなアプリケーション開発が求められる現代のビジネスシーンで、大いに役立ちます。
「Mendix」は、迅速なアプリケーションの開発、デプロイ、運用までをワンストップで提供するローコード開発プラットフォームです。
画面の作成・変更が簡単に行えるため、ビジネスニーズに即した迅速な対応が可能です。開発した画面をすぐに動かして確認できるので、ビジネスのアジリティ向上に寄与します。
DXツール導入の流れと注意点
DXツールを効果的に導入するためには、正しい手順を踏むこと、そして注意点を事前に把握し、対策をとることが重要です。
続いては、DXツールの導入の具体的な流れと、成功させるためのポイントを詳しく解説します。
現状分析と目標設定
まずは、自社の業務プロセスや現状の課題をしっかりと分析し、DXツール導入の目的を明確にすることが重要です。
業務の自動化を目指すのか、コミュニケーションを円滑にするのかなど、具体的な目的を設定することで、DXツールの選定がよりスムーズになります。
達成可能な目標を段階的に設定し、成果を逐一確認することが、成功への近道となるでしょう。
自社に合ったツールの選定
DXツールは、自社の業務プロセスや従業員のスキルに適したものを選ぶことが非常に重要です。
ツールを選定する際は、経営層が一方的に決定するのではなく、現場の声を反映させることをおすすめします。
実際にツールを使用する従業員の意見を取り入れることで、現場での適用がスムーズに進むでしょう。
また、導入後のサポート体制やトレーニングが充実しているかも確認し、運用後の安定性を確保することも大切です。
マイルストーンを設定する
DXツールを導入する際には、一気に全社導入を進めるのではなく、段階的にマイルストーンを設定し、進捗状況を確認しながら広げていくことをおすすめします。
まずは、特定の部署やチームで試験的に導入し、その結果を基に全社へ展開することで、現場での混乱を最小限に抑えながら効果的なDX推進を実現できます。
DX化を急ぎすぎると、従業員が新しいツールに対応しきれず、抵抗が生じるリスクがあります。
焦らず慎重に段階を踏むことが、DX成功の鍵となるでしょう。
効果の検証と改善
DXツールは、導入して終わりではありません。
導入後も定期的に効果を検証し、必要に応じて改善を加えるなど、持続的に進めることが求められます。
導入後にコスト削減や生産性の向上が実現しているか、目標に対して適切な成果が出ているかを確認し、もし期待した効果が得られていない場合は、ツールの見直しや運用方法の調整が必要です。
DXツールの選定・導入はasleadにご相談ください
企業の競争力を高め、持続可能な成長を実現するためには、DX推進が重要な役割を果たします。
適切なDXツールの選定と活用により、業務の自動化や効率化、コラボレーション強化などを実現し、ビジネス全体のパフォーマンスを向上させましょう。
しかし、数多くのDXツールが存在する中から最適なものを選ぶのは容易ではありません。
自社に合ったツールを見極め、効果的に導入するために、専門的なアドバイスを必要とするケースもあるでしょう。
株式会社野村総合研究所(NRI)のasleadでは、お客様のニーズに合わせたDXツールの選定、導入支援、運用サポートを一貫して提供しています。
「どのツールが自社に適しているか分からない」「導入にどれくらいのコストがかかるか知りたい」といったご相談もお気軽にお問い合わせください。