DevOpsの実現するための統合開発プラットフォーム
GitLabとは?
GitLab(ギットラボ)は企業向けにDevOps(デプオプス)を実現するためのプラットフォームです。
Gitリポジトリをホスティングするソフトウェアですが、計画から開発・テスト・リリース・運用・監視というDevOpsライフサイクル全般に対応しているのが特徴です。
DevOpsを実現するには、複数のツールを組み合わせて使用する必要がありますが、GitLabは単一のアプリケーションでオールインワンのソリューションが可能です。
世界で10万を超える企業がGitLabの有償プランを利用しており、開発現場におけるグローバルスタンダードとなっています。
GitLabでDevOpsを実現
DevOpsとは、開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)が連携し、スピーディーかつ正確にソフトウェアの価値をエンドユーザーに届けるという概念のことです。
スピードの向上が求められる開発現場では、近年、DevOpsの開発手法であるアジャイル開発が主流となっています。
アジャイル開発は、開発工程を機能ごとに分割し、最小単位で開発からテスト・リリースまでを行います。
小規模なリリースを繰り返すことで、バグの発見・修正なども迅速に行えるほか、ビジネスチャンスを逃すことなく、競争力を高めることにもつながるのです。
近年、DevOpsの導入を検討する開発現場は増加しています。
しかしその一方で、課題や悩みを抱えるチームも開発現場も多いのが現状です。
GitLabなら、DevOps実現に向けた課題やお悩みの解決が可能です。
DevOps実現に向けて、GitLabが解決する課題
-
複数のツールを
導入したくない -
手動作業が多く
作業工数を削減したい -
独自要件を実現するための
カスタマイズができない
-
オールインワンでDevOpsをカバー
DevOpsを実現したいけれど、複数のツールを導入したくないという企業にGitLabは最適です。GitLabにはソースコード管理、CI/CD、課題管理など、DevOpsを実現するために必要な機能がそろっています。
オールインワンソリューションが可能なGitLabなら、DevOpsのライフサイクル全体をカバーできます。 -
リリース速度・セキュリティの向上
GitLabのCI/CDパイプライン機能を活用すれば、テスト・セキュリティ・コンプライアンスチェック・デプロイ等を自動化できるため、エンジニアの手作業を最小限に抑えることができます。
また、日々品質チェックを行うことでシフトレフトの実現も可能です。 -
カスタマイズ可能
パブリッククラウド利用はもちろん、セキュリティ上の理由からパブリッククラウド環境がNGな場合にもオンプレミスでも対応可能です。また、利用者の要望に応じて、細かいカスタマイズも可能です。
GitLabの主な機能
GitLabには、課題管理、バージョン管理、コードレビュー、CI、CD、モニタリングなど多くの機能が備わっています。
asleadでは、GitLabの多彩な機能を御社のプロジェクトにあわせてカスタマイズしたり、より生産性を高めていただくためのサポートも行っています。
-
ソースコード管理
GitLabでは、Gitを利用してソースコードのバージョン管理が可能です。
ただ単にソースを置く場所というだけではなく、リポジトリへのアクセス管理やコードへのコメント追加、変更履歴の確認、マージリクエストなど、コードを管理する機能が備わっています。 -
CI/CDパイプライン
GitLabのCI/CDパイプライン機能は、ビルドや自動テストを実行し、問題を早期に発見することができます。有償版では、GitHubやBitbucketなど、他のGitサーバーと接続してCI/CD実行することも可能です。
-
イシュー管理
GitLabには、Issueトラッキングシステムが搭載されているため、作業やバグ修正などの課題に対してIssueを作成し、担当者・履歴・状況などを確認しながら作業を行うことができます。
また、プロジェクト管理ツールであるJiraと連携し、それぞれの情報を共有することも可能です。 -
wiki機能
GitLabにはwikiと呼ばれるドキュメント用の独立したシステムが備わっています。
ドキュメントをリポジトリ内に置きたくないけれど、プロジェクトやソースに紐づく同じ場所で管理したいという場合に便利な機能で、チーム内でノウハウを蓄積・共有することができます。 -
監査の簡素化
GitLab有償版には、監査を簡素化する機能が備わっています。
GitLab内で行った変更作業を画面上で表示したり、監査ログをエクスポートして確認したり、監査権限を所持したユーザーの追加も可能です。
GitLabの活用事例
asleadでは、ソフトウェア開発現場ごとの課題・お悩みを解決するソリューションを提供いたします。
GitLab有償版の活用方法をサポートするだけではなく、他のアプリや機能とも連携させたり、独自開発のプラグインを導入することで、開発生産性を高めるプランをご提案いたします。
以下は、GitLabの活用事例です。
某証券系プロジェクトへの導入事例
某証券系システムを開発する大規模プロジェクトへのGitLab導入を、asleadチームが支援しました。
開発者300名以上で、アプリ、ミドルウェア、生産基盤の並行開発を行う開発現場です。
活用方法
- ソースコード管理、CI/CDの機能を主に利用
- ビルド~テスト実施の自動化
導入効果
GitLabの導入により、ソースコード管理、ビルド、テスト、リリースを自動化。モジュール作成の効率化を実現しました。
また、網羅的なノンデグテストを自動で実施することで、品質を担保した状態でのスピーディーなリリースが可能となりました。
利用機能
- コード管理
- モジュール管理
-
ビルド・
デプロイ -
ソースコード
分析 -
無停止
バックアップ - aslead ID
-
インターネット
接続 - Jira連携
-
Mattermost
連携 -
テスト環境
サービス - テストサービス
開発環境の主な構成
GitLabお役立ちコラム
NRIはGitLabの導入・運用をサポート
NRIは、GitLab社と販売代理店契約を締結し、優れた顧客価値を提供した実績を持つパートナーに与えられる、「GitLab認定プロフェッショナルサービスパートナー(PSP )」に認定されています。
asleadが窓口となり、GitLabサブスクリプションの販売、技術サポート、設計・構築サービス、コンサルティングを提供いたします。
設計・構築などの技術サポート
お客様のご要望をもとに、GitLabを用いた最適なシステム構成のご提案から製品の導入までサポートいたします。
導入にあたって課題となる環境構築、セキュリティ要件への対応はもちろん、SaaS版で対応できないケースでは、セキュリティ要件にマッチしたオンプレミス環境でのご提供も可能です。
日本語での問い合わせサポート
NRIでは、日本語での保守サポートを提供しています。
他社様での活用事例などのノウハウを含めて、GitLabの仕様などに関する技術サポートを行います。
標準的な技術サポートであれば、追加で料金はかかりません。
プロフェッショナルサービス(有償オプション)では、お客様のご要望に合わせた業務フィッティング内容のサポートや24時間対応も可能です。
日本語での請求書払いが可能
NRI経由でGitLabをご契約いただく場合の料金は、年間料金を初期契約時に一括でお支払いいただきます。
追加ユーザー分につきましては月額料金での追加購入で、どちらも日本円での請求書払いが可能です。
GitLab無料トライアル受付中!!
asleadではGitLab合同会社とのパートナーシップのもと、無料トライアルを受付中です。
ぜひこの機会にGitLabの導入をご検討ください。
下記バナーより無料トライアルの詳細をご確認いただけます(GitLab公式サイトに遷移します)。