開催レポート
【ご好評につき第2弾開催!】
野村総合研究所・Elastic社・アトラシアン社共催
見つからない情報資産に価値はない!?
~レガシーな検索システムからの脱却を目指す!
情報の徹底活用を実現する新しいソリューションとは?~
組織が巨大化するほど、情報の分散は激しくなり、必要な情報にたどり着くまでに時間が掛かってしまうケースがあります。
知識の俗人化によりノウハウ等のナレッジの蓄積や共有が促進されず、本来高い価値を持っていたナレッジの存在意義が失われてしまいます。
社内のナレッジを十分に活用し、組織の活動を継続させるためには、情報の属人化を解消し、価値ある情報資産を見つけ出すための仕組みを構築することが重要です。
本セミナーでは、ナレッジの蓄積・共有や、情報の検索の効率化などのお悩みをお持ちの方に向けて、野村総合研究所・Elastic社・アトラシアン社から4名の講師陣によりナレッジの活用、組織の継続においての解決策を企業内検索における生産性向上にフォーカスし、組織のマインドからソリューションの活用事例まで幅広くご講演頂きました。
その内容をダイジェストでお送りします。
イベントの詳細
- 14:00~14:02
- オープニング
- 14:02~14:32
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「Confluenceで実現するオープンな会社の可能性」
(発表者:アトラシアン株式会社 皆川 宜宏) - 14:32~15:02
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「「進化した検索エンジンElasticsearchの採用方法」お教えします」
(発表者:Elasticsearch株式会社 青芝 康弘) - 15:02~15:07
- 休憩
- 15:07~15:27
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「NRI流 検索ソリューション導入時にこれだけはおさえておきたい鉄則」
(発表者:株式会社野村総合研究所 藤倉 稜) - 15:27~15:47
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「NRI事例に学ぶ、”検索”による大規模システム開発の生産性向上」
(発表者:株式会社野村総合研究所 津野 紘大) - 15:47~15:57
- Q&A
- 15:57~16:00
- クロージング
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「Confluenceで実現するオープンな会社の可能性」
アトラシアン株式会社
皆川 宜宏 様ナレッジの蓄積・共有に役立つwikiツール Confluenceを展開するアトラシアン社は、「埋もれた情報にどのようにアクセスするのか、オープンな会社とは何かのマインドセットを創る」ことがミッションの会社です。
米国のあらゆる職種を含む1100人に対してのアンケート結果を紹介し、その中で「仕事への高い実績の可能性」「情報へのアクセス」において、興味深い共通点があることを指摘。
仕事がオープンになるとすべてのチームの潜在能力が引き出される、と講演されました。
また、オープンな環境作りに欠かせないツール、Confluenceの便利な機能をご紹介頂きました。
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「進化した検索エンジンElasticsearchの採用方法」お教えします
Elasticsearch株式会社
青芝 康弘 様世界で圧倒的なシェアを誇る全文検索エンジンElasticsearchを擁するElastic社より、エンタープライズ向けの3つのソリューションのご紹介頂きました。
その中で、膨大なデータより関連性の高い結果をスピーディに提供することは、顧客関係の強化・サービス向上や、企業の生産性向上にも繋がり、もはや検索はどんなビジネスにも欠かせない、とのこと。
導入時のポイントは、企業の成長とビジネスのスピードに合わせての検討が必要であり、本ソリューションがシームレスに拡張できる点を解説下さいました。
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「NRI流 検索ソリューション導入時にこれだけはおさえておきたい鉄則」
株式会社野村総合研究所
藤倉 稜普段の日常業務の中で「前に作ったあの資料、どこに置いたっけ?」と長い時間をかけて探したこと、皆さまも一度は経験されていらっしゃるのではないでしょうか?
「検索にかかる時間は当事者はあまり意識してない=この時間が生産性低下」となります。
企業内検索における課題解決に対し、検索ソリューションを利用することで実現可能なことや導入における鉄則を
・現場で起こっている状況
・その改善効果
という2つのポイントでわかりやすく解説。
また、あらゆる情報資産の全文検索を実現するためにConfluenceとElasticsearchをもとに生まれたソリューション“aslead Search”を紹介しました。
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「NRI事例に学ぶ、”検索”による大規模システム開発の生産性向上」
株式会社野村総合研究所
津野 紘大NRIの証券本部では、20TB、1千万以上の膨大なファイルがあり、「どこかにあるけど、見つからない=暗黙知の状態」と言う生産性の低下が課題となっていました。
そこで新ソリューション“aslead Search”を導入し、組織全体の生産性の底上げを推進しています。
実際にaslead Searchを利用しているユーザの目線とそのツールを導入したエンジニアの両者の視点で、本プロジェクトの戦略から表層までのすべてのフェーズにおける課題や工夫を語っていただきました。
オープンな環境の実現のためには「日々の草の根活動の継続」と語る現場開発担当者ならではの、課題解決のヒントを頂きました。