Columnコラム

GitLab(ギットラボ)有料版での高度なマージリクエスト運用が可能!
承認設定の活用方法を解説

2022年8月3日

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GitLab(ギットラボ)は、Gitリポジトリ機能を中心にセキュリティチェックまで機能を備えたDevSecOps(デブセキュオプス)のOSS(オープンソースソフトウェア)です。
プログラムのソースコードなどの変更履歴の記録・追跡が可能な分散型バージョン管理システムで、マージリクエスト(プルリクエスト)機能を活用することで、より効率的な開発を行うことができます。
そこで今回は、より高度なマージリクエスト運用が可能なGitLab有料版について、メリットや活用方法を分かりやすく解説します。

GitLab(ギットラボ)のマージリクエスト(Merge Request)とは

大規模なアプリケーション開発を行う現場において、役割の異なるメンバー同士のコミュニケーションや情報共有が不可欠です。
さらに、近年のITシステム開発分野ではコストパフォーマンスも要求され、作業効率化はプロジェクトの成功を左右すると言っても過言ではありません。
GitLabは、このような開発現場において積極的に導入が進められているアプリケーション開発支援ツールです。
開発担当と運用担当が連携・協調し、柔軟かつ迅速にシステムを開発するための機能が揃っています。
なかでも高度なマージリクエスト運用は、バグやトラブルの発生を防ぎ、作業効率の向上に役立ちます。
マージリクエストとは、GitLabの基礎となる機能のことで、コードを追加・修正・削除したブランチを、別のブランチにマージ(反映)する許可を得るための承認作業のことです。
GitLab有料版では、マージリクエストの承認設定条件を細かく設定することができ、よりリリース統制を担保した運用をすることができます。

Git(ギット)運用におけるマージリクエストのメリット・必要性

柔軟かつ迅速にアプリケーション開発を進めるには、効率的なGit運用が欠かせません。
まずは、Git運用におけるマージリクエストのメリットや、有料版の必要性について解説します。

コードレビューをタスク管理できる

アプリケーション開発におけるコードレビューは、正確かつ効率的に行うことが重要です。 GitLabのマージリクエスト機能を活用することで、コードレビューを視覚的に分かりやすくタスク化して管理できるため、承認漏れや承認の遅延を防ぎ、効率的に進めることができます。

コードレビューをタスク管理できる

変更箇所のみを「差分」として通知できる

コードの追加や修正によるマージリクエストは、変更箇所のみを分かりやすく通知することで、レビューを容易に行うことが可能です。
GitLabのマージリクエスト機能では、変更箇所のみを「差分」として通知することができます。

変更箇所のみを「差分」として通知できる

GitLabグループ/プロジェクト/ブランチごとに承認ルールを設定できる

GitLab有料版では、マージに必要な承認数、承認者、グループなど、マージリクエストの承認ルールを個別に設定することができます。
例えば、ブランチごとにマージに必要な承認数、承認者、グループなど設定することで、誤ったコードの取り込みを未然に防ぐことができ、品質も向上します。
また、承認数を満たしていない場合はマージできないように制限をかけたうえで、承認ルールを満たしていれば、開発者でもマージ実行可能とする設定も可能です。
承認ルールは自由に設定できるため、プロジェクトに合った承認ルールを設定することで、マージ待ちになっている大量のマージリクエストも効率的に消化することができるでしょう。

GitLabグループ/プロジェクト/ブランチごとに承認ルールを設定できる

クオリティの高いコードを作れる

アプリケーション開発において、複数人がコードレビューをすることは、バグやトラブルの発生を防ぐために欠かせないフローです。
さらに、GitLabのマージリクエスト機能を活用することで、コメント欄を使った修正提案などコードに関するコミュニケーションが活性化し、よりクオリティの高いコードを作ることにつながります。

GitLab(ギットラボ)のマージリクエスト運用・承認の手順

マージリクエストの運用・承認設定を活用すると、下記のようなフローを実現することができます。

①開発者がマージリクエスト提出

GitLabのマージリクエスト機能では、マージ承認不可の場合、修正提案などのコメントを付けて却下することができます。
コメント欄を活用すると、承認できない理由が伝えられるだけではなく、具体的な修正提案をすることも可能なため、開発者と承認者の間でコードに関するコミュニケーションが生まれるでしょう。

①開発者がマージリクエスト提出

②承認者が承認ボタン押下してレビュー完了

承認者がコードレビュー後に承認ボタンを押すと、レビューが完了します。
また、GitLabのマージリクエスト機能では、承認者を限定せず、複数人の承認があればマージ可能とする設定もできます。
複数人がコードレビューを行うことでより精度を高めることができ、承認者の人数を設定することで、精度を落とすことなく作業効率の向上が期待できるでしょう。

②承認者が承認ボタン押下してレビュー完了 ③マージボタンを押下して実行-1

③マージボタンを押下して実行

GitLabの場合、マージリクエスト承認後のマージ実行は、マージボタンを押下するだけで差分を取り込むことができます。
さらに、CI/CD機能を活用することで、マージ実行時に事前に用意した様々なジョブを自動実行することも可能です。
また、あらかじめ設定した承認ルールを満たしていれば、開発者がマージするといった運用もできるようになります。
マージリクエストの活用によってトレーサビリティを担保したうえで、開発者がマージ可能な環境を作ることは、開発現場の業務効率化につながるでしょう。

③マージボタンを押下して実行-2 ③マージボタンを押下して実行-1

マージリクエスト運用ができるGitLab(ギットラボ)有料版に関するお問い合わせ

高度なマージリクエスト運用は、誤ったコードの取り込み防止やコードレビューの効率化に役立ちます。
GitLab有料版を利用することで、

  • コードレビューのタスク化
  • ブランチごとの承認ルール設定
  • コメント欄の活用

などが可能となり、より正確で効率的なマージリクエスト運用を実現できるでしょう。

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