Confluence(コンフルエンス)とJira(ジラ)は、個々でも優れた機能を備えたツールですが、連携することでその機能性を何倍にも高めることができます。
そこで今回は、ConfluenceとJiraを連携するメリットとやり方を紹介します。
Confluence(コンフルエンス)とJira(ジラ)を連携するメリットとやり方
ConfluenceとJiraを連携すると、ツール間でシームレスにプロジェクトの更新が追跡され、Confluenceのページ上にJiraの課題を表示したり、ConfluenceページからJiraの課題を作成することも可能です。
ここでは、Confluenceとアジャイル開発向けのJiraについて、連携方法を解説します。
Confluence上にJiraの課題マクロを表示
ConfluenceページにJira URLを貼り付けると、Jiraの課題マクロを簡単に追加することができます。
また、以下の手順でもConfluenceのページ上にJiraの課題マクロの埋め込みが可能です。
①Confluenceにログインします
②エディタ画面のツールバーから「その他のマクロ」を選択します
③Jiraを検索します
④「JIRA」を選択し、課題キーなどで表示したい課題を検索します
⑤追跡したいJiraの課題マクロを選択し、「挿入」をクリックします
Confluence上にJiraの課題マクロを追加したあとは、表示方法をカスタマイズすることも可能です。
Jiraレポート・グラフをConfluenceに表示
Jiraの情報を視覚的に表示させるには、「JIRA」に加えて、「Jiraチャート」を使用します。
ConfluenceとJiraを連携することで、Jiraに保管されている情報を「円グラフ」や「作成済みvs解決済みグラフ」、「2次元グラフ」などで表示でき、普段Jiraを使用していないメンバーへも更新内容などの情報共有が可能となります。
Confluence上でJiraの課題を作成
ConfluenceとJiraを連携すると、Confluence上でJiraの課題を作成することができます。
①Confluenceのページにあるテキストを選択し、「Jiraの課題作成」をクリックします
②ポップアップが表示されたら、課題の概要や説明を入力します
③「作成」をクリックすると、Confluence上に作成したJiraの課題が表示されます
テキストを選択したときにポップアップが表示されない場合は、プロフィールの設定で「テキスト選択」が有効になっているかどうかを確認してください。
Confluenceのエディタ画面から課題を作成する手順は、以下の通りです。
①「Jira課題/フィルタ」を選択します
②「新しい課題を作成」を選択します
③プロジェクト、課題タイプ、要約、説明を入力します
④挿入をクリックします
これで、Jiraで作成した課題を使用中のConfluenceに追加することができます。
JiraのエピックにConfluenceの資料をリンク
Confluenceでは、プロジェクトの進行に役立つ「要件定義書」「設計」「技術仕様書」「カスタマーリサーチ」などの多数の資料を作成することができます。これらのページをJiraのエピックとリンクすることで、1クリックで簡単に必要な資料を見つけられるようになります。
Jira上のエピックにConfluenceをリンクする方法は、以下の通りです。
- ・Jiraのスクラムボード上で、エピックの「リンクされたページを表示」をクリック
- ・「ページを作成」をクリックし、Confluenceページを作成
JiraプロジェクトのロードマップをConfluenceに共有
Jira Software Cloudを使用している場合は、JiraプロジェクトのロードマップマクロをConfluence Cloudページに追加することができます。
JiraプロジェクトのロードマップマクロをConfluence Cloudページに追加する方法は、以下の通りです。
- ・JiraのロードマップのURLをConfluenceページに直接貼り付ける
- ・Confluence Cloudでマクロショートカットメニューを表示し、「Jira ロードマップ」を検索する
- ・Confluence Cloudのマクロメニューから「Jira ロードマップ」を選択する
Confluence Cloudページに追加されたロードマップはリアルタイムで更新されるので、Jiraと同じように操作できます。
Confluence(コンフルエンス)とJira(ジラ)の連携に関するお問い合わせ
ConfluenceとJiraはそれぞれ優れた機能を持っていますが、連携することで、より一層高い機能性を発揮してくれます。
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