Miroは複数名でオンライン上で共同作業ができるWebサービスです。
Miroには200を超える充実したテンプレートが提供されています。
このコラムでは、世界で人気のテンプレートや、日本のシステム開発現場でよく使われるオススメのテンプレートを合計6つ紹介していきます。 今すぐにでも使える、便利なテンプレートばかりですので、試してみてください!
テンプレートの使い方
メニューバーから「templates」を選択するだけです。早速使ってみましょう!
今回紹介するテンプレートは6つです。
気になるテンプレートがあれば、「templates」の検索ダイアログにテンプレート名を入れて検索してみてくださいね。
テンプレートの強みは0から作らなくてよいことです。
テンプレートを使って、みなさんの現場にあったカタチに修正して、効率化を目指していきましょう!
世界で人気のテンプレート
① Mind Map(マインドマップ)
Mind Map(マインドマップ)は、アイディアを発散させていく・深く掘り下げることに適した機能・テンプレートです。
ドラッグ&ドロップでブランチを付け替えることもできます。
テンプレートを使えば、ある程度出来上がった状態から修正していけば、キレイなマップを作成できます。
② Flowchart(フローチャート)
Flowchart(フローチャート)は、オブジェクトと矢印を使って、物事の因果関係や順序関係を示すためのテンプレートです。
プログラミングのフローチャートにも利用できるのはもちろん、業務フロー図を作成するなど、幅広い利用シーンで活用いただけます。
テーマに沿って、開始・アクション・決定(分岐)・結果のオブジェクトをコピー&ペーストしながら増やしていきましょう。
必要に応じてオブジェクトを矢印で繋いで、フローチャートを完成させましょう。
③ Quick Retrospective(Good / Bad / Ideas / Actionsのふりかえり)
Good / Bad / Ideas / Actionsは、チームで「うまくいったこと」「うまくいかなかったこと」「カイゼンのためのアイデア」「次に行うこと」の順に話し合ってアクションを決めるふりかえり手法です。
世界で最もよく利用されているふりかえり手法の1つであり、やり方も簡単です。
ふりかえりのやりかたはとってもシンプルです。下記の質問に順番に話し合い、ふりかえりのアクションを決定・合意しましょう。
①Good:うまくいったこと
②Bad:うまくいかなかったこと
③Ideas:カイゼンのためのアイデア
④Actions:次に行うこと
日本の現場で人気のテンプレート
① Stickies Packs(付箋セット)
Stickies Packs(付箋セット)は、各色5枚×6色の付箋のセットです。
色とりどりの付箋を使って、アイデア出しを楽しく進めていきましょう。
自分で付箋を用意するよりも、素早く大量の付箋を準備できるのが利点です。
② Stakeholder Map(ステークホルダーマップ)
Stakeholder Map(ステークホルダーマップ)は、チームのステークホルダー(利害関係者)表したり、
チームの体制図を表すのに便利なテンプレートです。
体制にあわせてオブジェクトの色を変えれば、よりわかりやすい図になるでしょう。
③ Brainwriting(ブレインライティング)
Brainwriting(ブレインライティング)は、1つテーマについて参加者全員で考えたアイディアを、
お互いの意見を交換しながら拡張させていく方法です。
ブレインライティングのやり方についても簡単に説明します。
①話し合いのテーマを設定します。
②一人ずつ好きな付箋の色を選び、付箋に名前を書きましょう(Participant 1)。
③テーマに対するアイディアを考えて、自分の色の付箋に記載します(Idea 1)。
④1行下・1列右(端まで来たら一番左の列)に移動します。
自分の色の付箋の1つ上に書いてあるアイデア(Idea 2)を確認し、
そのアイデアをさらに膨らませたアイデアを付箋に記載します(Idea 2 Improvement)。
⑤これを繰り返して、新しいアイデアを生み出していきます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。このコラムでは、人気のテンプレートを6つ紹介しました。どのテンプレートも直感的に使える、使いやすいものばかりです。
また、今回紹介したもの以外にも、便利なテンプレートはたくさんあります。
今、抱えている問題を、使えるテンプレートに落とし込むことができれば、新しいアイデアが浮かぶかも。
マニュアルを見ながら、少しずつ使えるテンプレートを増やしていくことが、生産性向上のカギです!
是非、様々なテンプレートを使ってみてくださいね。