Miroを活用した技術書同人誌博覧会(技書博)
2023年1月6日
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Miro(ミロ)は複数人で離れた場所からでもオンライン上で共同作業ができるビジュアルワークスペースです。
世界中にも6,500万人を超えるユーザーがおり、日本でも120万人以上の方に愛用されています。
ここでは、Miroを活用した技術書同人誌博覧会(技書博)について紹介していきます。導入の検討の一助としてご利用ください。
技書博とは?
技術書同人誌博覧会(技書博)は、エンジニア(おもにITエンジニア)が自身の知見を
「本」という形で共有するために開催される、技術書オンリーイベント(同人誌頒布即売会)です。
私たちエンジニアは、日々の業務や学習によって得た膨大な知識を記憶し、活かしています。
その知識の大半は「暗黙知」として個人の中に留まり続け、
他者に共有できていない有用な情報がたくさんあるのではないでしょうか。
私たちは、知識を「集合知」としてコミュニティに還元しあうことによって、何倍もの知識を吸収でき、
よりよい世界を作り出せると考えています。
技術書同人誌博覧会公式HPより
技書博ラジオとは?
技書博ラジオは、こうした技書博の取り組みの一つであり、動画もしくは音声でのプレ・当日イベントです。
番組に「アウトプットのベテラン」をお招きして、アウトプットの良さを伝えていただくとともに、技書博の目指す「知識の循環」を促進したいという想いで運営をしてます。
技書博ラジオでのMiro活用
技書博ラジオは、ラジオではありますがYou Tubeを利用して配信をしています。
音声だけではなく、画面でも表現ができる媒体のため、Miroを活用して、可視化を進めながら放送をすることにしました。
下の画像が、実際の放送で利用したMiroのスクリーンショットです。
本の表紙画像や、話したテーマなどを可視化しながら話をしていくので、目で見てもわかりやすい放送が実現できました。
実際の放送についてはYou Tubeでアーカイブが残っておりますので、まだ、聞いたことがない方は、是非聞いていただけるとイメージがより湧くと思います。
技書博ラジオ #3 | おやかた 回
Miroを利用した技書博バーチャル会場
更に、Miroの活用は通常の放送に留まらずに、当日のイベントのオンライン会場としても活躍してくれました。
興味のある方は是非、技書博バーチャル会場を覗いてみてください。
一つのMiroボードを会場と見立てて、オンライン上でも技書博を楽しめるように、コンテンツを配置しました。
技書博バーチャル会場というこのMiroボード上には、技書博に関わる様々な情報を載っけています。なので、一種のポータルのような立ち位置でもありました。
さらに、当日はこのバーチャル会場を利用して、技書博ラジオを運営しています。
そこでも音声だけではなくMiroの可視化によって、よりわかりやすいラジオ放送をお届けすることができました。
第7回 技書博ラジオはこちらから聞くことができます。
Miroとハイブリッドイベント
技書博ラジオは、遠方地にお住まいの方や、都合が合わずに当日現地参加できない人にも技術書同人誌博覧会というイベントを楽しんでほしいという想いで始まりました。
しかし、イベントの性質上リアル会場での体験よりはオンラインでの体験が劣ってしまう部分が出てきてしまうのが難点でした。
今回、技書博というリアルイベントにMiroを導入したのは、リアルだけではなくオンラインでもいろいろな情報を見ることができるようにしたいと考えたからです。
Miroを利用すると、画像やテキストを自由に表現できるので、疑似会場を作ってみたり(Miro上のサークルの並びは現実の会場の並びと揃えていたりします。)会場の写真をかざってみたりすることができました。当日の様子がオンラインの人にもより詳しく伝わったと思います。
Miroがあるおかげで、オンライン参加の方も置き去りにしないイベントにできました。
NRIのサポート
NRIでは、Miroをもっと活用してもらうために、多くのイベントやカンファレンスにMiroを提供しております。
イベントでのMiro利用に関するサポートも承っておりますので、興味のある方は下記の問い合わせよりお声がけください。